TVアニメ『薬屋のひとりごと』第37話~第48話 花言葉考察

アニメ・漫画

こんにちは紫乃です。

TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期の放送も終了しましたね。

そこで今回は第2期2クール目に登場する植物の花言葉考察を行いたいと思います。

第1期も含む1話~36話までの考察記事もございますので合わせてよろしくお願いします。

アニメ48話までのネタバレを含みますのでご了承ください。

花言葉考察

第37話『湯殿』

最初からにはなるのですが、37話では目立った植物は登場しませんでした。

梨花妃の浴場に彼女のイメージフラワーとも言える桔梗が活けられていたくらいでしょうか。

 

第38話『踊る幽霊』

38話では序盤の場面転換の際に、里樹妃の屋敷の前に植物が映っているカットがありました。

みかんのような果実の花かとも思ったのですが、こちらは「南天の花」ではないかと考えます。

南天と言えば赤い実のイメージが強かったですが、白くて可愛らしい花を咲かせるのですね。

そして花言葉は「私の愛は増すばかり」「良い家庭」

里樹妃の母を思う気持ちが表れたお話に相応しい花言葉でした。

 

第39話『氷菓』

小蘭と共に作った氷菓はトッピングに「桃」「杏」が使用されていました。

これまでにも紹介したことがあるのですが、

桃の花言葉は「私はあなたのとりこ」

杏の花言葉は「乙女のはにかみ」です。

泣いていた小蘭も最終的には笑顔を見せ、まさに”アイスの虜”になる内容でした。

 

第40話『巣食う悪意』

40話では後半の羅漢・子昌・東宮のフリをした阿多の会談場所付近に「金木犀」が咲いていました。

花言葉は「気高い人」「真実」

秋という季節を表現すると共に、高貴な方々の集まりが意図されていたのかもしれません。

フェイファについてや子昌が色弱であることが判明するなど、作品の真実に迫る内容も含んだ会談でした。

 

第41話『狐の里』

この一話では「またたび」が鍵を握っていましたね。

花言葉には「夢見る心地」といったものがあります。

内容に直接関わりはありませんが、作中で説明もあった通り猫を酔ったような状態にすることから付けられた花言葉のようです。

第42話『鬼灯』

大宝の墓に供えられていたのは表題にもなっている「鬼灯」「ハマギク」の花ではないかと考えました。

鬼灯は堕胎の効果やその後の祭りでも出てくることで存在感がありますね。

鬼灯の花言葉は「偽り」「ごまかし」「心の平安」

ハマギクの花言葉は「逆境に立ち向かう」

心の平安という花言葉は死者への手向けに相応しいですが、他は大宝や診療所の深緑(シェンリュ)の境遇に関連しているようにも思えます。

 

さらに深緑の過去回想シーンの最初にも白っぽい花のカットがありました。

こちらは「ジャスミン」ではないでしょうか。

花言葉には「優美」「愛想の良い」といったものがあると共に、「官能的」「好色」といった性的内容も持ち合わせています。

後者の花言葉はジャスミンの甘い香りにちなむそうです。

”甘いはちみつのような声と天女のような顔”

幼かった彼女にとって、先帝は甘い香りを纏った恐怖の象徴だったのでしょう。

二面性のある花言葉を持つジャスミンのような存在として先帝を表現したのではと感じました。

 

第43話『祭り』~第48話『はじまり』

2クール目後半からは戦があることもあり、砦のシーンがメインでした。

砦は雪山の中であり、目立った植物はなかった為割愛します。

 

終わりに

子翠の登場もあり、花の他にも虫の存在感が大きかった第2期。

虫は冬を越せないが、新しい命として生まれ変われるという事が子供たちの蘇りから感じられたのが印象的でしたね。

そして第1期から始まり第2期2クール目前半まで植物が物語の中に溶け込んでおり、意味を追いかけることにやりがいを感じられました。

一旦一区切りにはなりますが、続編も発表されているので引き続き楽しみに待ちたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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