こんにちは紫乃です。
今回はTVアニメ第2期『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』のOP映像について考察していきます。
第1期からお馴染み、UNISONSQUAREGARDENの「傍若のカリスマ」がOP楽曲となっていますね。
独特のメロディーから、聴いている人に『ブルーロック』が始まった感を与えてくれる曲だと思っています。
楽曲も素敵なのですが、第2期は映像に考察のしがいがあったので早速深堀りしていきましょう。
オープニング映像考察
最初に簡潔に言いたいことを書くと、凛が主役か?と思わせるようなOPですが考察的な意味でもなんだかんだ存在感のある潔、という内容です。
冒頭~タイトル
冒頭からいきなり情報過多のこのオープニング。
開始10秒も経たないうちに次々画面が切り替わります。
まずは第1期2クールOPの最後にも映っていたブルーロックの理念(?)から。
1期の続きから始まるような作りにワクワクします。
速すぎて見逃がしそうなのですが、ここで6つの数字が次々現れていきます。
もちろんただの数字ではなく、それぞれ意味のある数字を表しています。
300 青い監獄へ集められた高校生FW全員の人数
↓
299 潔の最初のBLランキング
↓
274 一次選考開始時の潔のBLランキング
↓
267 一次選考終了時の潔のBLランキング
↓
15 二次選考開始時の潔のBLランキング
↓
35 二次選考終了時の突破人数(2期はここから)
数字は潔のこれまでの軌跡になっていたという訳です。
ちなみに潔のランキングの数字ではボールを蹴るモーションと共にインクが飛び散るのですが、そのランキング時にまつわる蹴り方になっているのではと考えています。
299は入寮テストのオニごっこの為裸足、15は二次選考4vs4のバックヒールですね。
300と35が真っ白なままなのは新たな物語の始まりを告げているようにも感じます。
その後ガラポンのようなものから、五角形のプリントされた球が飛び出てサッカーボールになります。
潔はU20戦にてLUCK(運)を掴み取ったことで決勝ゴールを決めましたが、それにちなんだ演出かと思います。
ガラポンだけでなく他にも運が勝敗を決めるアイテムが終盤に登場します。
そしてガラポンの球から変化したサッカーボールを潔がダイレクトシュートしてタイトルコールです。
エゴイストたちとU-20JAPAN
既に沢山画像を見てもらいましたが、楽曲的にはイントロが終わってやっとAメロに入るところです。
鎖の中を走るブルーロックメンバーの映像などが続き、Aメロの終わりでは糸師冴とU-20JAPANの選手たちのシルエットが。
それぞれちゃんと特徴が捉えられているようです。
運命のナイトスノウ
原作を読んだ方ならお分かりの通り、U20戦は凛にとって兄である冴との因縁の試合です。
凛が主人公か・・・?と思うくらい潔を差し置いてBメロにサムネまでジャックしております。
凛の幼少期の思い出から、冴と決別した雪の夜の日まで回想されていましたね。
キックオフ
サビからは一気に映像も試合開始!
油絵のようなイラストでブルーロック11傑たちの登場です。
まずはGKの我牙丸から。
彼はよく見ると見せ場のシャチホコブロックのシーンですね。
右サイドの3人上から乙夜、千切、蟻生。
どアップが雪宮でボールの奥が烏。
本当に見逃しそうなところで最後に二子。
「害虫駆除です」のシーンかな。
その後は愛空、そしてゴールメンバーの登場です。
先制点の凪。
途中出場から同点ゴールをかっさらった馬狼。
ゴールのシーンでは各選手のキャラカラーが1点に集まります。
その後蜂楽、士道がピックアップされOP終盤へ差し掛かります。
これでブルーロックスタメン11人とキーキャラクターは全員お披露目されました。
お待ちかね潔の登場
残り15秒のところでやっと主人公潔がメインで登場します。
改めて凄いOPですね笑
そして冒頭のガラポンに続きLUCK(運)を象徴するアイテムとしてルーレットが出現です。
ルーレットから潔の瞳の描写へ画面が引いていきOPは終わります。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
ランキングとか手とか足とか所々では出ていますが、主人公がこんなに最後までメインで出てこないOPは中々ないですよね笑
とはいえ実はLUCKに始まりLUCKに終わることで、潔のラストゴールへの伏線になっているとも言えるのではないでしょうか。
最終局面で潔がメインになるのも、最後に運を掴むのは潔だったというU20戦の試合内容とリンクしています。
他にもOP内では試合の見どころシーンも再現されていたので、ストーリーが進むにつれて見るのが楽しくなる映像でもありました。
OPもしっかり見つつ『ブルーロック』第2期も楽しんでいきましょう。
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