こんにちは紫乃です。
今回は終遠のヴィルシュ制作陣による新作「CRAZY CHA!N -エルピスの鎖-」、略してクレチェンの考察を行っていきたいと思います。
キャラクターごとにスポットを当て、名前の由来や元ネタとなる人物について深堀りしていきます。
キャラクター考察
名前についての考察は終ヴィルの時にも行いましたが、その時同様に主にフランス語がベースになっていそうです。
さらにGod以外の攻略キャラは関係の深そうな歴史上の人物についても記載しています。
サブキャラも名前について簡単にですが調べてみました。
ソフィア

ギリシャ語の「知恵」を語源とする伝統的な女性名です。
リーズ・ルネ・シャナ

モデル:アランソン公
リーズのモデルは「美男公」の異名があり、ジャンヌ・ダルクからも「美しい公爵」と呼ばれていたアランソン公ではないかと考えています。
ソフィアのリーズに対する評価と重なるものがあるのではないでしょうか。
作中でも名前のみ会話内で登場しており、ジャンヌ・ダルクの良き戦友の1人です。
名前についてですが、まずリーズはフランスの伝統的な”女性”の名前です。
フランス語等で『神は私の誓い』を意味するElisabethの短縮形に由来しています。
続くルネはラテン語のrenatus(新しく生まれる・再び生まれる・洗礼を受ける)に由来するようです。
最後のシャナ(xana)は主にスペインやフランスに伝わる伝承上の妖精の名前となっており、金髪の乙女だった言われています。
つまり「金髪の乙女の生まれ変わりのリーズ」。
名前から聖女としての秘密が隠されていたと知った時は震えました。
さらに伝承には竜も登場する為、心竜のアイディアもここから来ているのかもしれません。
レクス・ド・クラ―シェル

モデル:ラ・イル
こちらは作中辞書にも載っている人物で、ラ・イルというのは憤怒を意味するあだ名です。
オルレアン包囲網にも参加し、前線で活躍した人物のようでした。
名前のレクスは、キャラの紋章にもライオンが描かれていることから、獅子座の一等星レグルスから来ているのではと予想を立てています。
苗字のクラ―シェルは分解するとcourage (勇気・元気・熱意)+ciel (空・天国)になりそうでした。
ヴァーデス

モデル:ジル・ド・ラヴァル
厳密にはモデルとは少し違いますが、個別シナリオの通り関係性が深いのがこの人物です。
他の創作物でも登場することがあるジル・ド・レという呼び名の方が有名かもしれません。
童話『青髭』のモデルで、錬金術への傾倒や子供の虐殺は作中の通りです。
名前のヴァーデスはvarier(変化する)+ jadis(昔)の造語で、過去の存在に変化してしまう生まれ持った性質を表していたのではと考えます。
フラトニス・ライラプス

モデル:ジョン・タルボット
百年戦争のイングランド軍の猛将で、実際にジャンヌ・ダルクとも敵味方として戦った人物です。
「フランス人の恐怖」や「イングランドのアキレス」とも呼ばれ、圧倒的強さで恐れられていました。
フラトニスは歴史だとイングランド側なので英語で考えてみましたが難しかったです。
名前はflatness(平坦・単調)+ finis(終わり)で平坦な日々の終わり、狂愛の雰囲気っぽい?
苗字はlayer(層) + laps(周回)で歴史のある家系を表したとか・・・?
クロノール

モデル:ジャン・ド・デュノア
会話に出てきたくらいだと思うのですが、作中辞書にも載っているジャンヌ・ダルクと共に戦った人物です。
「オルレアンの私生児」と呼ばれ、父はフランス王シャルル6世の弟で母はその愛人でした。
さらに父を幼少期に暗殺されています。
性別が逆ではありますが、生い立ちはジャン・ド・デュノアが元になっていることが分かります。
名前は信じる・思うという意味のcroireが元ではないかと考えています。
発音が「クロワール」に近いのでなんとなく語感も似ている気がします。
母であるベアトリスさんが贈った名前だと考えると素敵ですね。
God

Godはそのままなのでイリゼの方を説明します。
イリゼ(iriser)は 虹色に輝くという意味です。
さらに名付けの場所であるオルティエ付近の花畑にはアヤメの花が多く咲いているように見えました。
アヤメはフランス語でiris、そしてフランスの国花でもあります。

iriserとirisには共通点があります。
語源がいずれも虹の女神イーリスということです。
イーリスは神のメッセージを伝える役割、つまりエルピスの感情であるフィールとしてのイリゼと類似点があるのではと考えました。
ちなみに救国エンドの最後のスチルにはポピーが描かれていたようなのですが、「恋の予感」という花言葉を持っています。
背景からも恋の始まりを予感させる1枚となっていたようです。

リビティナ

死と葬儀を司る古代ローマの女神の名前です。
キャスパー

新約聖書に登場する「東方の三博士」の1人がカスパール(Casper)という名前の賢人です。
3人の中でカスパールが最も若いというのも特徴の1つの為、フィールとして1番若いキャスパーと共通点があると言えるかもしれません。
アルト

音楽用語で女性の低音域。
吟遊詩人としての名前ですね。
イザーク・アージェンス

Isaacは旧約聖書『創世記』に登場するイサクに由来する男性名のようでした。
イサクは父アブラハムの神への信仰を試す為の犠牲になりかけた人物です。
「スケープゴート」という言葉の元となった逸話です。
デュランダル

由来は名付け親のベアトリスの言葉として作中でも軽く描かれていました。
中世フランスの叙事詩『ローランの歌』に登場する、英雄ローランが持っていた聖剣の名です。
「強き刀剣」「不滅の刃」といった意味を持ちます。
カルム・ド・クラーシェル

名前のカルムは「穏やかな」「落ち着いた」という意味です。
リコールド

綴りが異なりますが、イタリア語でricordoは「思い出」「記憶」という意味になるそうです。
ノックス・フォル・アルベド

ノックスはスコットランド系で姓として使われていたようです。
アルベドは綴りは異なりますが光の反射率を表す用語がありました。
終わりに
リーズの名前は調べていて一番テンションが上がりました。
またジャンヌ・ダルクについては知っていても、有名な周辺人物についてはよく知らなかったので勉強になりましたね。
最後までお読み頂きありがとうございました!


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